器材の解説

レギュレーター
タンク内の圧縮された空気を人間が吸うレベルまで減圧する機械と呼吸をするための道具です。
吸うと空気が流れ、そうでないときは空気は遮断されるというしくみになっています。
レギュレーターはスキューバダイビングでは最も重要な器材ですので、自分に合ったものを選び、良い状態を保ちながら使うことをお勧めします。

ファーストステージ
レギュレーターのタンクに接続する部分。空気圧を1次減圧する装置です。
「バランスピストン」と「バランスダイアフラム」の2タイプが主流です。
「バランスピストン」は、万が一壊れてもエアが止まることなく供給されるという点が大きな特徴です。
「バランスダイアフラム」は、エアの流量がとても大きく、可動部に水が浸入しないので、内部がさびにくいのが特長です。

セカンドステージ
口でくわえて空気を供給してくれる部分で、人間が吸える状態に2次減圧してくれる装置のことです。
購入するときは自分の口の大きさや「使いやすい」と感じたものを選ぶのが良いでしょう。

オクトパス
予備のセカンドステージのことをセーフティ・セカンドステージ(通称オクトパス)といいます。セカンドステージに不具合が生じたときのバックアップ用として使いますし、一緒に潜った人がエア切れを起こしたときなどに使用します。

ゲージ
残圧計、水深計、コンパスの3つを合わせてゲージと呼ぶことが多いですが、最近はダイブコンピュータで水深が表示されるため、残圧計とコンパスの2つのものや、残圧計のみのものが増えています。

主な交換パーツ

HPシート(高圧):ファーストステージの適正な圧力値を安定させる、人間でいう心臓のような重要なパーツです。

LPシート(低圧):セカンドステージに組込まれているパーツ。劣化が進むとセカンドステージそのもののフリーフローにつながります。

フィルター:主にファーストステージのタンク取付け部分に組込まれるパーツ。内部への異物(カスなど)の侵入を 防いでいます。

ロックナット:セカンドステージの作動をスムーズに行うためのパーツで、正常に機能しないとセカンドステージで の呼吸が出来なくなる危険性もあります。

バルブコア:主にパワーインフレーターの給気システム部に組込まれ、劣化や塩かみが進むとエアーもれや自動給気 (BCが勝手に膨らむ)を起こす原因となります。

Oリング:シールの役目があり各部分のエアーもれを防ぐことが主な役目。劣化や硬化が進むとエアーもれはもちろ ん、可動部分の動きがかたくなることもあります。

HPダイヤフラム:ファーストステージ内の圧力を調節するパーツで変形が進むと機能が損なわれます。

B.C.ジャケット
人間の体は水に浮くようにできていますが、ある程度の水深を過ぎるとマイナスの力が強くなり沈み始めます。
そうした浮き沈みを調整してくれるのがBCジャケットです。

インフレーター
B.C.ジャケット内の空気の量を調整するためのパーツです。ファーストステージから出ているLPホースとつながれ、排気と吸気のボタンで操作します。

BCバルブ
BCバルブ=排気バルブとは、BC内のエアーを急速に排出することができるバルブです。これにより、急激な浮上を止めることができます。インフレーターのボタンとストラップを引く排出方法があります。

BCジャケットのオーバーホールについて

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