オーバーホール
安全かつ快適なダイビングのために
定期的なオーバーホールは大変重要です。劣化が避けられないパーツ、錆やカビが出たフィルターからの空気など、器材の寿命を縮める要素は、衛生的にも悪いことです。器材オーナーとして外側だけのお手入れだけでなく、内部のメンテナンスがとても大切です。
オーバーホールとは?
新品の器材と1~2年使用した器材とを比べると、明らかに後者の方の性能が落ちているものです。
例えば「レギュレーターが吸いづらくなった」「こんな所からエアがもれてしまっている」など、いろいろなケースが考えられます。
ダイビングにおいて、命を預ける器材に不安があることは、大きなストレスです。
器材のオーバーホールでは、外見を綺麗にするのことはもちろん、細かいパーツで溢れている内部を綺麗にし、各パーツを正常に機能させることも重要な目的です。
大切な機材のオーバーホールは匠に
オーバーホールをコンスタントに行うことで、トラブルを未然に防ぐことができるのはもちろん、結果として器材の寿命を延ばすことにもつながります。
オーバーホールの必要な器材は、レギュレーター、オクトバス、ゲージのいわゆるレギュレーター一式とBCDのインフレーターとバルブの部分。点検はユーザーレベルでできるものではないので、オーバーホールの専門店に依頼するのが一般的です。
現在では多くの専門店がありますが、技術が足りずに器材を痛めてしまったり、メーカー正規パーツを使わないお店も中にはあるようです。
ダイビング器材は命にもかかわる大切なものですので、信頼のできるお店に任せることが重要です。
オーバーホールの流れ
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[使用工具]Snap-On & MAC Tools
ステージ・ワンでオーバーホールをした器材には次回オーバーホール時期を印字したシールを貼っています。このシールは安心と信頼の証でもあります。
ホース類の保証について
当社では、保証期間をオーバーホール完了後5ヶ月とさせて頂いています。ホース類につきましては、新品交換されたもの以外は保証適用外とさせて頂きます。その理由としてホースに関しては、内部までの細かい検査が不可能だからです(メーカーでの検査も同様です)。
当社でのホースチェック方法は、外部視認検査および水槽でのエアー漏れ確認の2点です。チェック段階において問題が認められない場合は、そのままお返ししています。しかし、年式の古いホースや使用頻度の高いもの、保管状態の悪いものは、チェック時に異常がなくても近い将来、エアー漏れや破裂の可能性が考えられます。このため、ホース交換時期は、ご使用状況によっても異なりますが2~3年で交換された方が良いと思われます。
メーカーでの保証は、ご購入より1年間で、それ以降はお客様の緒判断となっています。